それはですね〜。2000年に音楽事務所と契約を結んで、CD出してデビューして、2年間経った2002年1月に契約が切れて、更新するか移籍するかで迷ってたんだ。そのころは、音楽業界の中にいて苦しくて結構つまっていて、移籍先のレコード会社もあったんだけど、当時19歳で人間的に薄かったから、歌詞も書けなくなってたし、曲も書けなくなってたの。もう、音楽が、趣味であったり、好きでやっている領域を超えてた。仕事になってたんだ。
というのも、朝は普通の高校生のように学校行って、5時に学校終わって渋谷の事務所行って打ち合わせして、宣伝したり、いろいろ企画考えたり、それで夜遅くまでライブやって、午前1〜2時ぐらいに帰ってきて、また7時に起きて学校行くっていう生活。卒業して学校なくなってからも、録音、レコーディング、ツアーとかもいろいろあって忙しかった。で、作曲することもできなくて、当時は子供なのに大人ぶっちゃってるところもあったから、人間的にも苦しくなってたし、自分のことが嫌いになってた。それで、動こうかな〜と。これからメジャーレベルにいってやったとしても、俺のことをほしいと思っている会社があったとしても、俺からはもう何も出せない。もう引き出しがなかったから。
で、迷ってた時に親がいきなり、「あんた留学すれば?」って言ってきたの。で、「は〜?」とか思うじゃん。俺もあんまり考えずに、「お!それがいいか〜、かっこよくね〜?」っていう乗りになった。でも、親はすげ〜考えてくれていて、もうこの子ダメだから何とかしてあげたいっていう感じだった。姉が留学していたこともあって、親には留学っていう選択肢はあったみたい。俺的にはいきなりだったけど。言葉もしゃべれないし、びびって・・・。 |